清水すしミュージアム
施設詳細

日本初のすしのテーマパークとして誕生した「清水すしミュージアム」。入場無料の「清水すし横丁」と、2Fの「鮨学堂(すしがくどう)」を中心とした有料ゾーンとに別れています。
「清水すし横丁」では、いろいろなタイプの美味しい寿司をお召し上がりいただけます。
- 営業時間
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清水すしミュージアム 11:00~18:00
清水すし横丁 11:00~21:00
受付スタッフに清水すし横丁のレシートをご提示くださいませ!
大人(中学生以上) | 小人(4歳以上) | |
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一般 | 500円 | 200円 |
障がい者 | 400円 | 100円 |
※障がい者は手帳をご提示ください。(障がい者1名につき付添人1名同料金)
館内のご案内
2Fの有料ゾーンは、すしの情報発信地。明治時代の清水港かいわいを再現したノスタルジックな雰囲気のなかで、すしの歴史や文化などの知識が得られる「鮨学堂」、すしに関する書籍やビデオを揃えた「すし道場」をお楽しみいただけます。
館内マップ

すしの歴史と文化を学ぶ
すしの歴史と文化を学べる展示室が『鮨學堂』です。鮨學堂では、寿司と関わりの深い歌舞伎の舞台の再現、日本各地のすしの紹介、すしを作るための道具などの展示がいろいろ。一巡りすればあなたはもうすし通です。

すしの歴史を辿ります
すしの起源は、タイとラオスの国境地帯から北タイ、中国の雲南省辺りと考えられています。実は、この辺りは今でも「なれずし」の種類が非常に多い地域なのです。そして古くから水田稲作の盛んな土地で、水田や周囲の水路で魚を捕っていました

『義経千本桜』に登場する釣瓶ずし
浄瑠璃『義経千本桜』には、大和・吉野の「釣瓶ずし」が登場します。これは現在も実在のすし屋で、江戸時代には、幕府や千洞御所(せんどうごしょ) にも献上されました。『義経千本桜』は歌舞伎や文楽の流行により人々の知る所となり、釣瓶ずしの名も世にいっそう広まったそうです。

あなたはいくつの漢字が読めますか?
すしのネタによく使われる魚の感じが並びます。すし屋の湯呑みなどにも、これらの漢字を列挙したデザインのものがよく見られるのではないかと思います。さて、あなたは一体いくつの漢字を読むことができますか?
清水すしミュージアム名誉館長紹介
当ミュージアム内展示室・展示品に関しては「郷土料理研究家」日比野光敏先生の監修を受けています。
日比野光敏(ひびのてるとし)

1960年 岐阜県大垣市に生まれる。
1985年 名古屋大学大学院文学研究科(人文地理学)修士課程終了岐阜市歴史博物館学芸員をへて、現在京都府立大学京都和食文化研究センター特任教授。《専攻》文化地理学、日本文化論、日本民族学(生活民俗学)日本国内における『すし』研究の第一人者。
学生時代より日本各地を歩き『食文化・すし』の調査研究を行い現在も継続中。
- 著書
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『ぎふのすし』
岐阜新聞社第二回日本風俗史学会
研究奨励賞受賞
『すしの貌』/大巧社
『すしの歴史を訪ねる』/岩波書店
『すしの事典』/東京堂出版 - URL
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http://www.mirai.ne.jp/%7Ehbnt/top.html